さあ来るよ、百年芸能祭 with Books × Sol. 2025.5.24(Sat.) 14:00 start
- Sol Yang
- 1 時間前
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百年芸能祭 DX バンド mini がソルカフェにやってきます!
とはいえ、実はその存在をこれまで知らなかったソルカフェ店主の私。きっかけは2月に店で開いた谷本仰さんのヴァイオリンライブで、そこに作家の姜信子さんとご友人(百年芸能祭のメンバーの方のはずです。バタバタしていてしっかり記憶してなくてごめんなさい。)がお客さんで来られて、その時、初めて知りました。
百年芸能祭は2023年に、関東大震災百周年を迎えることを契機に立ちあげられました。目指しているのは、これまでの百年間、近代化の陰で、声もなく奪われていったすべての命の鎮魂のために歌い躍る、祀りの「場」を開くこと(百年芸能祭HPより https://100year100prayer.jimdofree.com/)
ソルカフェで姜信子さんはおっしゃいました。武器ではなく、芸能の力で世界を変えていこうと。百年芸能祭のHPにはチェコの作家ミラン・クンデラ氏の言葉や、パレスチナのエドワード・W・サイードの言葉とともに、「さて、この世界にどうやって風穴を開けてやろうか、誰かの都合で、殺してもよいいのちが選別されるようなこの世界に。」と、書かれています。
今、私が生活し、ソルカフェが立地する地域は、再開発の真っ只中にいます。大きな力や大きなお金が、すごいスピードで動いています。何が正解なのかは人によって違うかもしれない。まちにっとっていいことなのかもしれない。ただ、そんな流れについていけない人もほっこりできる穴を、私や私の友人たちはつくろうとしています。
かつて、勇ましいスローガンではなく、文化の力で自分たちの世界を変えよう、不条理な現実を変え、自己を解放ようと地域で立ち上がった当時の若者の姿に惹かれ、あこがれ、私もそうありたいと思い、今も自分たちがつくる”まつり”の場で細々と、でも堂々と、毎回悩みもがきながら、芝居づくりをしています。楽しくかけがえのない時間であり、宝物です。
おこがましいけれど、私自身にもソルカフェにも(おそらく私にとって大切な人たちにも)百年芸能祭につながるものがたくさんあります。
今、この瞬間に世界で起きている不条理と不正義に、何をしたらいいのか、どう立ち向かい、どう向き合えばいいのかわからない。でも、じっとしていられない。
だから、5月24日(土)、ソルカフェで百年芸能祭を開きます。
いっしょに歌い、踊りましょう。人類が有史以来、ずっとやってきたように!
※ないぶん狭い店です。事前申し込みをお願いいたします!

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